Food Photography

お店のPR用では、できる限り料理の集合写真は撮らないように努めています。
コースで提供される料理はテーブルにこんな風に並ぶことはあり得ないので、例えばホテルの宣材写真などは妙に違和感を感じます。
料理撮影の有効時間はわずか2〜3分なのに、集合写真を撮る=放置した料理を撮らざるを得ないですし、私が料理人なら、乾いたり、油の浮いた料理は撮られたくないなぁ、と思うから。
それでも「どうしても」とのリクエストをいただいた場合には、敢えて “わざとらしく” 整列させて、妙にカッチリ撮ってもらいます。’美味しそうに’ というのはもはや無理があるので、食べる行為には繋がらぬよう、まるで蝋細工で巧妙に作られた食品サンプルのように。