Patagonia

人間なんてちっぽけだなぁ。
そう改めて思い知らされた場所、パタゴニア。

世界最南端の港町ウシュアイアから始まったこの旅は、夕暮れどきにチェックインしたホテルの窓から見た不思議な景色から始まった。不安な気持ちにさせるくらい暗い曇天の海に大きく揺れる船。そんな不安な気持ちを一瞬にして消し去るような、暖かく眩しいオレンジの陽の光。

海から見えた黒い小さな点々は、繁殖のために集まったペンギンたちの群れだった。

アルパカの群を横目で見ながら「このまま永遠に、どこにも着かないんじゃなかろうか?」と思わせるような、ただひたすらまっすぐに、いくつもの丘を越えては下る大平原の道。

遠くに見えていた250km2もの巨大な氷河に降り立ち、その上を歩きながら縮尺感覚が遠のいていった、あの快感が忘れられないペリトモレノ氷河。

日本の真裏にあるアルゼンチンは、見たことのない景色の連続でした。