Winter in Edinburgh

冷たい空気と雨の似合う、石の街エディンバラ。
凛とした空気の写真が撮りたかったのに、街はすっかりホリデーシーズンでどこもキラキラ、、、。 人混みから逃げるように路地へ路地へと入ってゆくと、見たかった風景に出会えた。
15:30には日が暮れてしまうこの時期は、お茶を飲んでいる間に陽が暮れてしまい、夕暮れの景色もつい見逃してしまう。止む無く8:30の日の出と共に部屋を出てみると、夜の雨に濡れた石畳が美しい、エディンバラらしい景色が広がっていた。”早起きは三文の徳” とはよく言ったものだ。

 

人混みから逃げたい、とカフェのお父さんに話して薦めてもらった Dean Village.
中心部から20分ほど歩いただけでずいぶん遠くへ来てしまったような、シーンと静まり返った小さな村は別世界のようだった。 やっと見つけた道行く人にどこを歩いたらよいかと尋ねると、彼は少し困ったような笑顔で言った。

沢山人が来るんだけど、ただの小さな村だから何もないんだよ、本当に。
まぁ、川沿いを歩けば気持ちはいいよ。

実際、何があるわけでもなかったけれど、水の音と鳥の声と共に歩いた石畳の道、数百年前から人々の暮らしが育まれてきた石造りの家々は、ファストファッションがこれでもかと並ぶプリンスストリートの数十倍も魅力的だった。